物件価値を最大化!港区三田のバス・トイレ別リフォーム成功事例
リフォームは不動産価値を高め、賃貸市場での競争力を強化するための重要な投資になります。
港区三田の物件のケースでは、バストイレが一緒だった部屋をバス・トイレ別に変更するリフォームを実施しました。
目次
家賃の増加
リフォームにより家賃が7,000円増加し、月額家賃が8.5万円になりました。
家賃収入の増加は、投資したリフォーム代の回収期間を計算する上で重要な要素です。
このケースでは、リフォーム代142万円に対して、毎月7,000円の追加収入が得られるため、純利益での回収には約203ヶ月(約17年)を要します。
ただし、物件の価値向上や競争力の強化、さらには空室期間の短縮も考慮に入れる必要があります。
物件の魅力向上
バス、トイレを別にすることは、多くの入居希望者にとって重要な要素です。
特に都市部では、限られた空間を有効活用し、快適な生活環境を求めるニーズが高いため、この種のリフォームは物件の魅力を大幅に向上させます。
バス・トイレ別はプライバシーの向上や利便性の向上に寄与し、より広いターゲット市場に物件を訴求できます。
例えばスーモで調べた場合、田町駅、85,000円管理費込みでバストイレ一緒、バストイレ別の件数を比べてみました。
バストイレ一緒 184件
バストイレ別 5件
と差別化することができます。
リフォーム前
リフォーム後
物件の魅力向上
工事中に申し込みがあった事実は、リフォームが市場においてどれだけ望まれているかを示しています。
事前に入居希望者が現れることは、空室リスクを低減し、即時に収益を生み出すことができることを意味します。
このような反応は、リフォーム投資の正当性を裏付けるものであり、将来的なリフォーム計画の参考になります。
物件再販価値は?
売却を検討する際、リフォームによる価値向上は、物件の売却価格に直接反映されることが期待されます。
港区三田の物件で行われたバス・トイレ別へのリフォームが売却価格に与える影響を具体的な数字で考えてみましょう。
年間追加収入
リフォームによる家賃増加: 毎月7,000円
年間追加収入: 7,000円 × 12ヶ月 = 84,000円
売却価格の算出
売却価格は、物件の年間収入と周辺地域の利回りをもとに算出されます。
例えば、周辺の利回りが4%であると仮定すると、年間追加収入84,000円を利回り4%で割ることで、リフォームがもたらす売却価格の増加を算出できます。
売却価格の増加=年間追加収入÷利回り=84000円÷0.04=2,100,000円
投資回収と利益の計算
リフォームにかかった費用は142万円でした。
売却による増加価値をリフォーム費用から差し引くと、純利益が計算できます。
純利益=売却価格の増加−リフォーム費用=2,100,000円−1,420,000円=680,000円
この計算により、リフォームによって物件の価値が実際にどれだけ向上したか、そしてその向上分が売却時に
どれだけの利益につながるかが見えてきます。
リフォーム投資の回収に加えて、68万円の純利益が得られることから、リフォームは売却価格を高める効果的な手段であると言えます。
特に需要の高いエリアでは、このようなリフォームが物件の市場価値を大幅に向上させる可能性があります。
総じて、リフォームは家賃収入の向上だけでなく、物件の再販価値を高めることで、不動産投資の収益性をさらに高める戦略となり得ます。
総合的な価値判断
リフォームは初期投資が必要ですが、長期的な視点で見れば、家賃収入の増加、物件の競争力強化、そして最終的には物件の再販価値向上など、多方面でのメリットが期待できます。
特に港区三田のような高需要エリアでは、リフォームによる価値向上が投資回収期間を短縮し、長期的な収益性を高める可能性があります。
総じて、バス・トイレ別リフォームは高い初期投資を必要とするものの、賃貸市場における物件の競争力を高め、家賃収入の増加を通じて長期的な収益向上に寄与します。
この事例は、戦略的なリフォームがどのようにして不動産投資の成功に貢献するかを明確に示しています。
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