不動産コンサルタントが求められるものとは。 田町マンション.com 広栄不動産

先日、IREM JAPANでセミナーが行われました。

CPM(米国不動産経営管理士)取得1年目!『不動産投資』『不動産仲介』『不動産管理』『相続コンサルタント』など幅広く活躍する[国内CPM3人]が本気で語るパネルディスカッションということで、パネラーとして参加してきました。

内容としては、「CPMを取得して他の不動産業者と差別化できたこと。」「現在取り組んでいること」「これから求められる不動産コンサルタントとは?」などについてです。

・CPMを取得してから自分の管理会社として行ってきたこと。

・CPMで教わったことを実践して賃貸管理物件が増えたこと。

・CPMで習った倫理観を忘れずに業務に取り組んでいること。

など、自分なりに熱い思いでお話をさせていただきました。

現在、投資分析ソフトなど数字を入れれば、すぐに結果がわかるようになりました。また、仲介店舗必要ないなど言われてきています。その中で、求められる不動産コンサルタントは2つあります。

一つ目は「提案力」です。確かに数字で結果を出すことは大事です。しかし、オーナー様にその根拠を具体的に、オーナー様の理解できる言葉で提案する力が必要です。例えば、60歳、70歳、80歳以上の方にもわかるような提案力です。

心理療法にブリーフセラピーというものがります。その心理療法の中で「クライエントは問題解決の資源を持っている。クライエントこそが解決のエキスパートである。」という信念のもと治療をしていきます。

これを不動産業者で考えると「オーナー様は問題解決する能力がある。だから、オーナー様の立場に立って優先順位を把握して、最善の案を出すことが不動産コンサルタント」になると思います。

そのためにはありきたりな言葉かもしれませんが、日々勉強、行動して、経験するしかないと考えています。

もう一つは「人間力」です。提案力がいくら高くても人間性は、外面の表情や言葉に必ず出てきます。だからこそ正しい倫理観を持つことが必要になります。

CPMでは初めに倫理の授業があります。

その中で習ったことを、仕事に何か迷いがあった時には思い出したりします。

倫理的意思決定のための「5つの質問」というものがあります。

その中で自問することは、私は子供が3人いますが、「私が行った仕事を子供たちに自信を持って話すことができるか?」というモノサシを持って仕事をしています。

これからの不動産コンサルタントは「提案力」、「人間力」を継続して向上できる人だと思います。

それができる不動産業者はCPMの保有者ではないかと考えます。

お話をさせていただく機会を作っていただいたIREMの理事の皆様には感謝です。<(_ _)>

倫理観がある不動産業者を少しでも増やすため、IREMのお手伝いができるように

これからも精進していきたいと思います。

所属しているIREM JAPANです。

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