不動産投資の指標 キャッシュフローツリーを学べば
7回にわけて不動産投資の指標についてお伝えしたいと思います。
始めはキャッシュフローツリーについてです。
CPM(米国認定不動産経営管理士)取得者は、授業でこのキャッシュフローツリーに
ついて学び、半年をかけて習得をします。
GPI(総潜在収入)
-空室損、未回収損
+雑収入
↓
EGI(実効総収入)
-OPEX(運営費)
↓
NOI(営業純利益)
-ADS(年間ローン支払い額)
↓
BTCF(税引き前のキャッシュフロー)
-TAX(所得税・住民税)
↓
ATCF(税引き後のキャッシュフロー)
になります。
不動産投資家、さらに言えば不動産業者で、この指標を知っている方は
どれだけいるでしょうか?
失敗した人は不動産投資を年間家賃÷購入価格×100=利回り(表面利回り)と
考えている方が多くいます。
少し難しい内容かもしれませんが、このキャッシュフローツリーを学ぶことで、
不動産業者と対等に、もしくはそれ以上に対話することができ、
言われるまま投資をして失敗することはなくなります。
なぜなら、業者によっては年間家賃から年間ローンの支払いを差し引いて
キャッシュフローとして試算し、正確な金額を提案しない業者も未だに
多くいるからです。
次回から詳細について説明したいと思います。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。