田町の不動産屋、子育てを習う。

ペアレントトレーニングへ

先日、お休みをいただき「リタリコ」という子育てを支援している会社の講座を妻と受けてきました。

思春期の子供にどのように関わればよいか学ぶ講座になります。

長男が小学校4年生とこれから思春期を迎える親にとって、どのように関わればよいのか少しでもヒントになればと思い受講しました。

 

まずはキーワードとして「保護因子」という言葉があります。

それは、子供が学校や社会で自信をもって活動するために、家族が増すことできる因子になります。例えばそのためには親が「聞き上手」「ほめ上手」になることが重要と話されていました。

親が「聞き上手」「ほめ上手」になることで、子供は自分のことを「気にしてくれている、考えてくれている」と思います。子供は家が安全な場所だと考えます。そのことで子供の自信につながり、学校や社会に出たときに積極的に行動をとれるようになるという考えです。

今回は1時間の講座だったので「聞き上手」「ほめ上手」を中心に体験しました。

少しだけご紹介。(アウトプットさせてください笑)

 

「聞き上手」になるために

●気持ちを尊重する・整理する。

現状を言い換えたり、「そうなんだね。」と言葉で気持ちを認めること、言葉の気持ちを言葉で表現する。

●「どうするの?」などと考えをたずねる。

が聞き上手になる2点になります。

 

例えば子供が誰かと喧嘩して相手を殴った場合

暴力行為はだめですが、まずは子供の気持ちを汲み取ります。

「そんな気持ちになっても無理はないよね。」などと気持ちを尊重。

「次はどうすれば殴れないでできそう?」と考えをたずねます。

 

そのあとが大切です。

ほとんどの子供はどうすればよいかわからないので、必ず「わからない。」と言います。そのあとにいくつか選択肢を大人が出して本人に決めてもらうことをします。まずは自分で考えられないなら、ヒントを出して自分で選択してもらう行為が子供の考える力を養うことを教えていただきました。一緒に考える姿勢も大切です。

 

 

 

「ほめ上手」になるためには?

 

「ほめ上手」は思春期は幼少期とはほめ方が違うということを知り、目からうろこでした。

具体的な例として

 

①美術が苦手な子供がいる場合

いつもよりも丁寧に作品が書かれていました。

そんな時に

A「すごい、上手だね。」「やればできるじゃない。」

B「髪の毛のところが立体的だね。」「この赤色がいい使い方をしているね。立体的だね。」

だとどちらがよいでしょうか。

 

また、

②切り替えが難しい子供がいる場合

家に帰ってから自分で宿題を出して勉強を始めたとき。

そんな時に

A「えらい!最後までやりなよ。」

B「自分からはじめられたね。」「切り替えられたね。」

だとどちらがいいでいょうか。

 

正解は①、②どちらもBになります。

なぜなら、思春期の子供は「えらい!、すごい!」など言われても響きません。

大人でも大げさに褒められたら「少し嫌みがあるのかな。」なんて考えてしまいそうですよね。。。

 

思春期のほめ方としては

「見えることをそのまま言い表す。」

ことが大事になります。

他には「時間通り進めているね。」「約束を守れたね。」になります。

それだけでも「保護因子」に育つようです。確かに「おれのこと気にかけてくれているな。」と思いますよね。(*^-^*)

 

 

 

実は以前、この講座を長男が小学校に入る前に受講はしていました。

同じ内容のところもありました。

でも、実際をそれを実践できていないところも多く反省です。。。

 

思い出すのにも良いきっかけになりました。

育てで失敗もありますが、それも含めて自分を許しながら子供と一緒に成長できたらと思います。

 

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